都民みんなで東京の魅力を発掘し、広く世の中に発信する「あしたの東京プロジェクト」。年間を通じて都内各地でイベントが開催され、たくさんの人々の力によって東京の未来が創り出されていきます。
そして今回、お笑い芸人・ぼる塾の3人が、プロジェクトのナビゲーターに就任することが決定。
長年東京に住んでいるメンバーが、プロジェクトを通して新たな東京の魅力を発信していきます。きりやはるかさん、あんりさん、田辺智加さんは、どのように東京を盛り上げてくれるのでしょうか? 特別インタビューをお届けします。
2022年8月某所、「あしたの東京プロジェクト」のナビゲーターに就任したぼる塾の3人が集結。プロジェクトに対する意気込みについて、胸の内を語ってくれました。
はるかさん(以下、敬称略) :「東京の魅力」、「東京の元気」を、私たちが全力でサポートしたいと思います!!
あんりさん(以下、敬称略) :元気だけはいいね(笑)。私は東京都出身なのでこの地に生まれたからには、その良さを自分の力で伝えてみたいと思います。東京ほどの大都市の魅力を発信できるなんて、本当にありがたいことです。“東京人”の名に恥じないように頑張ります。
田辺さん(以下、敬称略) :東京って、本当に魅力的な街で、みんなが憧れる場所。私も東京に憧れた一人で、来るたびに洗練されたイメージが膨らんでいました。発見や驚きもたくさんあるので、これまで自分が体験したことを含め、たくさんの魅力をみんなに伝えたいです。一生懸命がんばりたいと思います。
あんり :上手すぎる……。
はるか :インタビューに慣れていらっしゃる……。
田辺 :いや、インタビュー慣れじゃなくて、素直な気持ちよ(笑)。
実は幼馴染でもある、はるかさんとあんりさんは東京都江戸川区出身。一方の田辺さんは千葉県市川市出身であることから、東京に対する見方が少し異なるようです。
はるか :江戸川区は、おじいちゃん、おばあちゃんが多い印象で、みんな優しいんです。
あんり :一方で、下町だから個性が強いよね(笑)。歩いているだけで勝手に若者と触れ合うような文化があります。昭和のような、昔ながらの雰囲気が残っているんですよね。
はるか :午後3時頃、あんりと二人でコンビニのお弁当を公園で食べていたら、隣に座っていたお年寄りが、「え、今お昼ご飯食べてるの? ずいぶん遅いね」と話しかけてくれたことがあったよね。
あんり :そうそう(笑)。東京というと“進化する街”のようなイメージが強いけど、下町のように“守られている伝統”もあったりします。人と人が触れ合う、温かみある文化は大切にしていきたいですね。
田辺 :本当に私、昔から東京への憧れが強すぎるんです。中学生の時には「私は千葉の高校は行かない」と親に言い、“超大都会”である渋谷区と新宿区にまたがるような位置にある学校に進学しました。完全に場所で選んだわけですね(笑)。休みの日はほとんど都内に出かけて、ギャルに負けないぐらい渋谷に通ってました。渋谷、新宿、銀座は“私の庭”だと思っています。
あんり :渋谷側がそれを認めるかは別としてね……。
田辺 :特に渋谷を自転車で走ると、あたかも近所に住んでいるかのように、周囲の人に感じてもらえるので、ずっと憧れていました。渋谷にある劇場の仕事で、空き時間に先輩に自転車を借りて、(渋谷の街を自転車で)走ったことがあります(笑)。
はるか :どうしてもやりたかったんだね……。
田辺 :国内の方はもちろん、海外の方々にも東京の魅力に触れてほしいです。自分たちにとって“当たり前”のことが、実は海外の人には新鮮で、とても喜ばれたりします。当たり前を当たり前だと思わずに、魅力として再発見していきたいですね。
あんり :たしかに、浅草に行ったりすると、日本人の私たちより海外の方々の方が喜んでいて、そんな光景を見ると嬉しい気持ちになるよね。日本のことを知りたい時、一番わかりやすいのが東京なのかもしれません。たくさんの人や物、場所があるので、何か一つ、好きなことに確実に出会えると思います。
はるか :私はキラキラしている大都会だけが東京じゃないことを発信したいです。静かな街も、人情味があふれる街も、自然が豊かな場所もあって、それを自分で見つけられる楽しさを、みんなに伝えたいです。
ナビゲーターとしての意気込みを全力で伝えてくれたぼる塾の3人。いよいよ、「あしたの東京プロジェクト」が本格始動します。今後も当サイトでは、ぼる塾へのインタビューコンテンツや、イベントの現地レポートをお届けする予定です。ぜひお楽しみに!